新年あけましておめでとうございます。
昨年は新型コロナウイルス感染対応と東京オリンピック2020、そして急ピッチに進められたワクチン接種など、攻守入り混じりの対策が医療に求められた年でした。年末には新種オミクロン株が流行し、イタチごっこの様相を呈しています。
日本対がん協会のまとめによると、2020年のがん検診受診者は前年に比べて約3割減っていたとのことです。集団検診の中止や内視鏡検査の延期・受診控えの影響が大きかったようです。結果的にがん診断数が1割ほど減少し、今後の進行がんの増加が懸念されています。実は、わたしどもの画像診断センター外来にご紹介いただいている肺癌症例も前年と比して2021年は進行がん患者が増えた印象があります。コロナ禍のような社会的脅威がじわりじわりと個人の健康を蝕んでいることを実感させられています。そのような中で、福島市医師会で行っている個別検診は先生方の情熱と工夫により継続できました。粛々と日常診療を続けておられる先生方のご努力に改めて敬意を表します。
さて、健診予防センターでは土曜健診・日曜健診など、先生方のご要望にお応えできるようプログラムを組んでおります。各種オプション検査も用意しております。特に、PETがん検診(福島医大との共同事業)、肺がんCT検診(AMED研究事業)、長距離運転手のための脳MRI検診など画像による検診は、コロナ禍において、むしろ需要が増えております。今後も「先を行く手法」を取り入れてまいりますので、ぜひ大原病院をご活用いただければと思います。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
昨年は新型コロナウイルス感染対応と東京オリンピック2020、そして急ピッチに進められたワクチン接種など、攻守入り混じりの対策が医療に求められた年でした。年末には新種オミクロン株が流行し、イタチごっこの様相を呈しています。
日本対がん協会のまとめによると、2020年のがん検診受診者は前年に比べて約3割減っていたとのことです。集団検診の中止や内視鏡検査の延期・受診控えの影響が大きかったようです。結果的にがん診断数が1割ほど減少し、今後の進行がんの増加が懸念されています。実は、わたしどもの画像診断センター外来にご紹介いただいている肺癌症例も前年と比して2021年は進行がん患者が増えた印象があります。コロナ禍のような社会的脅威がじわりじわりと個人の健康を蝕んでいることを実感させられています。そのような中で、福島市医師会で行っている個別検診は先生方の情熱と工夫により継続できました。粛々と日常診療を続けておられる先生方のご努力に改めて敬意を表します。
さて、健診予防センターでは土曜健診・日曜健診など、先生方のご要望にお応えできるようプログラムを組んでおります。各種オプション検査も用意しております。特に、PETがん検診(福島医大との共同事業)、肺がんCT検診(AMED研究事業)、長距離運転手のための脳MRI検診など画像による検診は、コロナ禍において、むしろ需要が増えております。今後も「先を行く手法」を取り入れてまいりますので、ぜひ大原病院をご活用いただければと思います。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
副院長・地域連携室管理者・健診予防センター長・画像診断センター長 森谷浩史
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