2011年7月10日日曜日

縮む福島県・・・ 住民が個人個人でがんばっています


10日の朝日新聞に、福島市民が線量の高い地域から市内で避難先を探しているという記事が載っていました。家の中で 0.8μSv/hであり、個人でできる除染を行ったが、まったく効果がないため、市内の別の地区に転居したといいます。その場所での室内の線量は 0.3μSv/hだそうです。
個人がこのような切羽詰まった行動を起こしているという事実は、そう珍しいことではありません。行政は「安全宣言」して長期間居住させたのちに「避難地域に設定する」ということを繰り返しながら危険地域を拡大してきています。こんなことを続けていたら、みんなが出て行ってしまうでしょう。
報道されたご家庭では、この転居によって、24時間室内を中心に生活している子供さんの今後一年間の積算線量は 4.38mSv 減少したことになります。
「危険性が証明されていないので安全だ」と、福島県は住民に幾度となく広報してますが、海江田万里の「安全宣言」のように、国からハシゴを外されないことを祈るばかりです。
朝日の1面トップの見出しは「縮む福島県」ですが、国に対しても住民に対しても目に見えた対策をおこなわない「福島県」は「縮みあがっている」ようにも「引きこもっている」ようにも見えます。

2011年7月9日土曜日

肺気腫計測


先月からziostationで肺気腫計測が可能になりました。320列CTでの胸部撮影を紹介された方に、気腫変化が見られた場合は、この機能を用いて結果説明をしています。仙台厚生病院時代に開発途中のもので試したりしていましたが、今回の装置は使い勝手もよく、さまざまな計測に用いています。
7月7日、福島民報に紹介していただきました。

2011年7月8日金曜日

メルトダウン内閣


小泉純一郎が内閣総理大臣在任中に用いた劇場型といわれる2005年の政治手法は小泉劇場・「小泉純一郎首相の主演・監督・脚本・演出の小泉劇場」と呼称されていますが、現在の民主党は何と呼べばいいのでしょうか? 
管総理は何かが「憑いてしまった」ような様相です。すべてが裏目裏目に出ていくドタバタコントのようです。「原子力事故に関して言えば、これ(原発政策)を長年進めてきた中心的な政党は自民党だ」「原発事故は公明党にも責任の一端はある。他人に失政を押し付け責任を免れようとすることこそ恥の文化に反する」など、恥も外聞もない責任のなすりあいです。
九州のB型大臣は、乱心を装って殿に隠居をせまる人情時代劇か?と思わせましたが、放言の直後に辞めてしまうという珍しくスピーディな展開です。
国民のパニック回避のためスピーディ情報を隠蔽し、福島県民に被曝させることを良しとした大臣が、福島原発の担当になるそうです。こんな現場軽視の男に何かできるのでしょうか? 工程表ステップ1は予定どおりと息巻いていますが、ステップ1の定義ってあるのでしょうか? 灰色の単語が羅列した、お得意の「一定の目処」でしょう。
海江田大臣は安全宣言した後で見事に梯子を外されて、「安全」が根拠のない「リップサービス」であったことを露呈しました。辞意を表明したそうです。
九電は反対派つぶしに住民説明会での組織的やらせを行っていたとか、指示していないとか、責任は取るとか、支離滅裂になってきました。しかし、電力会社の社長ってのはみんな同じような態度ですね。大臣やら社長やらは、やめれば済むと思っているのですね。
保安院の広報担当はお茶の間で顔が売れてきたと思ったらいなくなっちゃいました。
事故当初、なんだか出鱈目な印象があった原子力安全委員会の斑目委員長は珍しく学者っぽい「間違っていた」発言で多くの原発訴訟問題に見直し波紋がおきそうな気配です。
内閣中心で一人がメルトダウンし、周囲はわれ関せずで、汚染水垂れ流しの様相に酷似してきました。
こんな奴らが税金と時間を浪費していると思うと腹立たしい限りですが、今更ながら自分たちの手で防御しなければと思います。

2011年7月7日木曜日

画像診断・病診連携懇話会


来る7月14日(木) ホテル辰巳屋で開催されます。今回は心臓の画像診断です。北福島医療センターの安田先生からMRI、大原綜合病院 画像診断センターの藤井さんと大原医療センターの石橋先生からCTのレクチャーをお願いしております。多数、ご出席ください。

野うさぎ会・地域連携の会


6月28日 合同で開催されました。ご出席ありがとうございました。

第26回 画像診断の会


6月27日 恒例の画像診断の会を行いました。参加いただいた先生方・技師さん方・地域連携室職員・MRの方々、ありがとうございました。福島市肺癌個別検診のスタートの月でしたので「肺癌の集団検診」というテーマで呈示させていただきました。

2011年7月4日月曜日

大原医療センターの環境放射線値(4月から6月)


4月以降、継続測定している放射線値の推移です。徐々に減少しています。
グラフ上部の放射線値の高いライン(赤・青)が屋外(院外の駐車場)の数値です。グラフ下部の数値(緑)が病院内の数値です。単位はcpmです。
私たちの実測換算値では、600cpmがおよそ1μSv/hに相当していますので、屋外での放射線値は4月当初、およそ1.5μSv/hあったものが、6月下旬は1.0μSv/hに減少しています。
屋内の数値は、外部の1/10程度です。
概ね、福島市の県北保健福祉事務所の公表値と近似していますが、雨樋や側溝など局所的に高い箇所があるかもしれませんので、ご注意ください。