2020年4月13日月曜日

無症候期のSARS-CoV-2 InfectionのCT画像

Lung Involvement Found on Chest CT Scan in a Pre-Symptomatic Person with SARS-CoV-2 Infection: A Case Report
Ali Asadollahi-Amin 1, Mehrdad Hasibi 2, Fatemeh Ghadimi 1, Hosnieh Rezaei 2 and SeyedAhmad SeyedAlinaghi 1,*
Trop. Med. Infect. Dis. 2020, 5, 56;


要約:新しいコロナウイルスSARS-CoV-2感染症は世界中に広がっており、この感染症によって引き起こされた急性呼吸窮迫症候群の多くの報告があります。ただし、無症候性の肺病変は報告されていません。 44歳の医療従事者のケースをここに提示します。無関係な患者(肋骨骨折)に対してCTスキャンを実行した結果、SARS-CoV-2ウイルスに感染していることが判明し、COVID19感染症を呈しました。 彼の状態は最初は悪化していましたが、最終的には抗ウイルス薬と抗マラリア薬の支持療法と対症療法によって改善し、現在は安定した状態にあります。

先日の忽那先生の講演でも触れられていましたが、感染拡大時期になると、この報告のように疫学的な経路が不明で偶然CTで検出されるケースが増えてくるものと思われます。A chest CT scan was performed , which revealed left 8th and 9th ribs fracture along with an ill-defined patchy ground-glass opacity in the upper lobe of the right lung. After three days of the treatment, fever and dyspnea developed.この報告ではCTで偶然所見を認めた3日後に症状が発現したとのことです。

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