2021年5月1日土曜日

働き方改革

仕事には3種類あると、ずいぶん昔に恩師から教わりました。生計を立てる手段として従事する事柄。職業。というのが辞書での仕事の記載です。恩師は、そのような目の前の日常業務をルーチン、ルーチン終了後に行うデータ整理のような作業をワーク、そして学会発表や論文執筆などのために行う作業をスタディと称していました。ちなみに、ルーチンは、きまりきった手続きや手順、動作など。また、日常の仕事、日課。ワークは、仕事、作業。また、勉強、研究。スタディは、研究、学習。この他に、ラーニングは、学習、教育。といったニュアンスになります。

医療機関で勤務するものとしては、ルーチンは義務的な日常業務、スタディは自分のための自発的な行為、 ワークは医師会や研究会などの仕事でしょうか? このほかにラーニングは自己啓発のための学習でしょう。こう考えると、スタディとラーニングは自己達成感のある、純粋に自分のための「娯楽の時間」とも捉えられます。個人的にはワークも娯楽、ルーチンも好きな時間です。

働き方改革で、職場での滞在時間をどのように評価するのか悩ましいところですが、医療従事者はルーチンだけでは、時代の変化についていけず、大きなリスクにつながっていくように感じます。長い目で、働き続ける能力の維持を考えると、ワークやスタディ、ラーニングも推奨したいところです。

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