放射線科医のためのエンハーツ Webセミナー

5月17日（月）18:30～19:30 開催 放射線科医のためのエンハーツ Webセミナー
【プログラム】開催日時：2021年5月17日（月）18:30～19:30
座長：大阪大学大学院医学系研究科 放射線統合医学講座 放射線医学教室 教授　富山 憲幸 先生
演題：薬剤性肺障害の画像診断 エンハーツによる肺障害を中心に
演者：国立がん研究センター中央病院 副院長 放射線診断科長　楠本 昌彦 先生

エンハーツとは第一三共が開発した抗体薬物複合体　抗悪性腫瘍剤−抗HER2抗体トポイソメラーゼI阻害剤複合体です。特定のレセプターに対する抗体に抗がん剤を組み合わせることで、全身性の副作用を少なく、目標腫瘍への抗腫瘍効果をたかめることを狙って開発されたものです。当時の経済紙の記事では、「２０２０年の製薬業界での台風の目」、「他を圧倒するシェアや新しい市場を開拓する新薬　ブロックバスター」と評されています。

抗体薬物複合体　乳がん薬「エンハーツ」

２０２０年の製薬業界で台風の目となるのは、第一三共だろう。同社が開発した超大型の乳がん薬「エンハーツ」が年初、米国で発売され、２月下旬には国内でも厚生労働省の部会で新薬としての承認が了承された。

　業界では、年間売上高１０００億円を超え、他を圧倒するシェアや新しい市場を開拓する新薬を「ブロックバスター」と呼ぶが、エンハーツのピーク時売上高の予想は５０００億円を優に超し、１兆円に迫るともされる。これは、驚異的な数字で「創業以来の製品規模になる可能性がある」と同社の真鍋淳社長も興奮を隠さない。

２０２０年の製薬業界で台風の目となるのは、第一三共だろう。同社が開発した超大型の乳がん薬「エンハーツ」が年初、米国で発売され、２月下旬には国内でも厚生労働省の部会で新薬としての承認が了承された。

　業界では、年間売上高１０００億円を超え、他を圧倒するシェアや新しい市場を開拓する新薬を「ブロックバスター」と呼ぶが、エンハーツのピーク時売上高の予想は５０００億円を優に超し、１兆円に迫るともされる。これは、驚異的な数字で「創業以来の製品規模になる可能性がある」と同社の真鍋淳社長も興奮を隠さない。

２０２０年の製薬業界で台風の目となるのは、第一三共だろう。同社が開発した超大型の乳がん薬「エンハーツ」が年初、米国で発売され、２月下旬には国内でも厚生労働省の部会で新薬としての承認が了承された。

　業界では、年間売上高１０００億円を超え、他を圧倒するシェアや新しい市場を開拓する新薬を「ブロックバスター」と呼ぶが、エンハーツのピーク時売上高の予想は５０００億円を優に超し、１兆円に迫るともされる。これは、驚異的な数字で「創業以来の製品規模になる可能性がある」と同社の真鍋淳社長も興奮を隠さない。

２０２０年の製薬業界で台風の目となるのは、第一三共だろう。同社が開発した超大型の乳がん薬「エンハーツ」が年初、米国で発売され、２月下旬には国内でも厚生労働省の部会で新薬としての承認が了承された。

　業界では、年間売上高１０００億円を超え、他を圧倒するシェアや新しい市場を開拓する新薬を「ブロックバスター」と呼ぶが、エンハーツのピーク時売上高の予想は５０００億円を優に超し、１兆円に迫るともされる。これは、驚異的な数字で「創業以来の製品規模になる可能性がある」と同社の真鍋淳社長も興奮を隠さない。

今回、エンハーツの肺障害についての注意喚起としてセミナーが開催されました。前半、一般的な薬剤性肺障害についてわかりやすく説明があり、後半にエンハーツの説明がありました。

重篤な薬剤性肺障害が報告されているとのこと。DAD型の急性増悪で死亡された事例について画像所見の呈示がありました。使用開始からの肺障害の発現時期がさまざまであり、長期間使用していても注意が必要とのこと。画像所見を理解しておき、変化に気づくことが重篤化を防ぐために重要です。