政府は必ず嘘をつく 増補版 堤 未果 (角川新書) 178 ページ 出版社: KADOKAWA / 角川書店 (2016/4/9)
7万4000人の失業者を出すTPPの罠、後からじわじわと危険が迫るマイナンバー制度、9.11と3.11の共通点、テロ報道の表裏、国際機関の真の狙い、SNSの思考停止効果…etc。嘘と真実の見分けがつかなくなっている今、決して騙されない秘策を考える。
資本主義は富が集中するようにシステムを構築し続けるということが、ありありとわかる。
迷ったときには本質へ戻る。後ろへ下がって見直す。
資金力を付けた経済界が政治と癒着する。規制緩和とあらゆる分野の市場化。
大参事につけこむ市場原理主義。
アカデミズムと財界の癒着。安全の力説。
資金の流れをチェックし、発言の信頼性を判断する。
コーポラティズムによるメディアの支配。あらゆるものが民営化。何を見せられているかわからない時代に生きている。マスコミに容易に煽られる大衆。民間企業は操作されていると意識すべし。
違和感を大切にする。
国民の思考停止。多くの顔のない消費者。
この状態からの脱却のためには、違和感を感じたら、金の流れを調べよう。
イデオロギーが権威を失い、政策を強調することもしない。民進党はなくなり、芸能人の事務所移籍のごとく、政治家が党を移る。パワハラ・色恋沙汰・友人優遇など、TVドラマも芸能ニュースも政治報道も見分けがつかなくなってきている。
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