2019年11月19日火曜日

パーキンソン病の画像診断

脳MRIではPDに特異的な異常所見を認めないため,ほかのパーキンソニズムを呈する疾患を除外するために行われる。
中脳黒質のnigrosome-1は正常ではSWIなどの磁化率強調像で卵円形の高信号領域として確認でき,周囲の黒質と内側毛帯の低信号に囲まれ,つばめの尾のように見える(swallow tail sign)。PDでは病的な鉄沈着により、nigrosome-1の高信号が不明瞭化する。

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