第40回 日本画像医学会 学術集会 2021年2月25日
■シンポジウム31 呼吸器 COVID-19 関連肺炎の臨床、画像、病理
司会 小倉高志(神奈川県立循環器呼吸器病センター呼吸器内科)
杉浦弘明(防衛医科大学校放射線医学)
1)臨床の立場から(特に治療について)泉 信有(国立国際医療研究セター呼吸器内科)
2)COVID-19 関連肺炎の画像所見 楊川哲代(がん・感染症センター都立駒込病院放射線診療科診断部)
3)COVID-19 の病理 奥寺康司(横浜市立大学病態病理学)
この疾患の本態は、過剰な免疫応答、悪化リスクは、背景肺・病変の範囲・発症時期。
早期 ~4日 すりガラス影型 small型、large型 vascular enlargement
丸→直線状
浸潤影型 区域方向 胸膜下方向
進行期・ピーク期 5日~13日 内層病変 胸膜直下病変 両者の組み合わせ
重症肺炎に関連する所見 crazy-paving consolidation
DAD、感染 血管内皮炎
回復期 ヒトデ状→消失 線状影 subpleural band 縮小
年齢と画像 気道病変の存在
病理 CT所見の本態:滲出期~器質化のDAD
超急性期 CT所見の3日前に始まっている
IL6 サイトカイン アクテムラ
ウイルスの標的は肺胞上皮細胞(Ⅱ型) ACE2
併存する肺病変 細気管支炎と巣状気管支肺炎
血栓形成は 死戦期・循環不全
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