2021年3月13日土曜日

「知らない」という優位性

3月6日朝日新聞の記事。大越健介さん。59歳。11日夜10時からの「NHKスペシャル 震災 映像記録(仮題)」で被災3県の100カ所の映像を元にしたドキュメンタリーの制作陣に加わっている。
東日本大震災から、東京オリンピック、現在はコロナ禍の取材を行っているという。徹底した現場主義。さまざまな現場を経験し、「テーマが森羅万象にわたり、毎日緊張して新人に戻ったような気持ちです。59歳になった今も第一線で取材できることは幸せ」という。「原動力は知らないこと。全てを知り、伝えることは難しい。それでも少しでも近づこうと取材の準備をし、現場に行くのです」 新しいテーマに対して、「知らない」という優位性がある。何事においても「素人であることの強み」が確かにあると思う。

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