2012年2月15日水曜日

MRIバージョンアップ

本院のMRI Philips Interaをバージョンアップしました。Achiva相当の機能向上があり、さまざまのコイルとオプション機能が追加されました。
追加機能の説明会を複数回行っていますので、どうぞご参加ください。

2012年2月14日火曜日

肺野結節用CAD評価の打ち合わせ

日曜日、午後にXelis Lungの基礎的評価のための打ち合わせ会を行いました。使用しているアルゴリズムの確認など、たいへんためになりました。お休みのところお集まりいただきありがとうございました。

画像診断 読書会

 1月から2月の2か月間、臨床研修医が放射線科で研修しています。実戦のみですと、経験する症例が偏っていますので、広く万遍なく勉強できるように、読書会を行っています。
使用した書籍は「研修医が知らなくてはならない救急疾患のCT・MRI 雑誌 臨床画像 2011年10月増刊号」です。
毎日、数ページずつ音読して進めてきました。不明な内容については、その都度、別の文献をあたって確認しています。この確認作業には研修医の持っているiPad(WIFI接続)が大活躍しました。
先週末、読了しました。 200ページ強の厚さで約1か月半でした。

2012年2月13日月曜日

多施設共同研究打ち合わせ

ピアザ淡海にて土曜日早朝 7時20分から開催されました。スタートした新プロトコルの確認と、さらにULD-CTの検討が確認されました。

新幹線のスピード

廉価なメモリー型カーナビで新幹線の速度が測れるんですね。
景色と地図が連動するので、位置の把握にも使えます。

2012年2月12日日曜日

第4回呼吸機能イメージング研究会学術集会

第4回呼吸機能イメージング研究会学術集会(大津)に出席しました。
発表内容は以下の通り。

逐次近似法を用いた低線量CT(AIDR3D standard)の肺野画質の検討

目的)CT画像再構成に逐次近似法が応用されることで低被曝撮影が可能となっている。この技術は呼吸機能の可視化を目的とした反復CT撮影のための基盤技術となりうる思われる。そこで、肺野画質の評価を目的として検討した。
対象)胸部集団検診の要精検患者のうち肺癌検診判定基準 E1判定「肺癌の存在を否定し得ない」に準じた判定を受けた患者。連続した105症例(集積期間 20119月~1015日)。IRBの承認を受け、文書同意を取得。
撮影方法)Aquilion ONE(東芝メディカル)を使用。低被曝撮影(Wide volume scanvolume EC SD7.5 10mm水ファントム、撮影時にAIDR standardを適応、SDを担保し線量を75%低減)、従来法撮影(有所見部・陰影指摘部4cmを通常線量270mAvolume scan)を行った。
評価方法)
1.臨床運用上の許容性
2.体格、mAsDLP、線量低減効果、SD(下行大動脈)
3.画質評価:5mm厚画像・0.5mm厚画像について、放射線科専門医 2名により、肺野、気管支について、従来法と比較し、5段階判定(0,1,2,3,4:同等(0)、劣る(2)、診断上、支障をきたす可能性がある(4))を行った。
結果と考察)撮影・画像再構成・読影・患者への結果説明において運用上、支障なかった。5mm厚画像を用いたビューア読影では通常撮影と同等に診断可能であった。0.5mm厚画像においても、気管支・血管の描出は概ね良好であったが、低mAs時に肺野の不均一性・微細構造(点・線)のコントラスト低下を認める例があった。20mAs30mAs以上では画質は許容できると思われた。低mAs例については、1-2mm厚の加算やビューアでの強調・MPRが有効であった。

2012年2月8日水曜日

被曝の少ない新しいCT検査

2月4日午後1時より、初めての大原医療センター市民けんこう講座を行いました。

内容は、最近の放射線被曝に関連した医療放射線被曝の話題です。講義室がほぼ満席になり、ご聴講いただいた皆様に御礼申し上げます。

要旨
2011年3月の原子力発電所の事故以降、放射線被曝への社会的関心が高まっています。特に福島県においては「風評」では済まされない放射能汚染が住民に多大の不安を抱かせています。
現在、大原医療センターでは最先端の320列CTを用いた先端的画像診断と並行して、CT検査の被曝を減らす研究を行っています。
この技術は低線量時の画像ノイズを低減することで高画質を期待できる画期的な技術です。従来のCT検査と比較して大幅な線量低減が可能です。昨年9月から300名ほどの被験者がこの低線量CTをお受けになっており、1~2mSv、すなわち、従来の放射線量の1/2~1/4に線量が低減しています。
大原医療センターではこの低被曝技術を活用し、必要最小限の被曝でCT撮影を行う体制を整えています。
福島県北の方々の平均医療放射線被曝を減らすことで、東京電力原発事故により付加された過剰な環境放射線量を相殺するための行動が微力ながらもできるのではないかと考えています。
現在の東電の放射線汚染は高名な研究者たちが言うように「安心なレベル」かもしれませんが、放射線に不安を抱いている方々が大勢いることは紛れもない事実です。そのような不安を抱いている方々にこそ、320列CTの低線量技術を有効に利用していただきたいと思っています。