一般会計当初予算案の総額は前年度比47・7%増で過去最高。
東京電力福島第一原発事故を受けた除染関係は、事業費408億1500万円を盛り込んだ。
平成24年度内に除染計画で予定している市内の住宅全11万戸の約4分の1に当たる2万5千戸を除染する。
大波・渡利地区に続き、中央、立子山、飯野、東部、清水、蓬莱、松川の各地区で空間放射線量が毎時2マイクロシーベルト以上の場所や標高の高い所を優先して実施する。
9月末までに市内に複数箇所の仮置き場を決定したい考えで、場所が決まり次第、道路や側溝の除染にも乗り出す方針。
その他の当初予算案の主なものは、市所有のホールボディーカウンターによる内部被ばく検査などの健康管理費1億10万円、大原綜合病院の新築移転を支援する事業費4億1960万円、農産物・食品等放射性物質測定事業費506万円など。
2012年02月21日 10時11分配信 KFB福島放送
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