超高精細CTによる末梢肺結節の到達気管支の検討
大原綜合病院 画像診断センター 森谷浩史 村松 駿 鈴木雅裕
【背景】人体型ファントム内におけるブタ伸展固定肺の気管支描出
•超高精細CT(UHRCT):Aquilion Precision helical scan S2またはS1 SHR 1024matrix
•従来型HRCT:Aquilion ONE 512matrix
•自作ブタ伸展固定肺
•人体型ファントム:Lungman+外装plate
評価気管支 1mm径気管支と0.5mm径気管支
気管支描出能 標準体型内の気管支描出能
【目的】末梢肺結節の到達気管支描出について超高精細CT(UHRCT)の能力を臨床評価する。
【使用装置】超高精細CT:Aquilion Precision。従来型HRCT:Aquilion ONE または Aquilion PRIME。
【撮影方法】
超高精細モード:SHR、slice厚:0.25mm、scan方法:helical、焦点サイズ:S2、matrix: 1024。
従来型HRCT:slice厚:0.25mm、scan方法:helical、焦点サイズ:S、matrix: 512。
【対象】平成30年1月~6月 原発性肺癌を疑う末梢肺野結節。
経過比較などで、超高精細CT(UHRCT)と従来型HRCT(CHRCT)とで撮影したもの。
16例/24結節 GGO 7 / Mixed 15 / Solid 2
平均径 13.1mm±6.1mm (6mm~30.5mm:中央値11mm)
【検討方法】
軸位断画像上で末梢肺結節への到達気管支を同定
視認可能な気管支次数を各画像で比較
CT bronchus sign
経気管支的誘導の一例 (70Y M) 到達気管支の存在を確認 気管支径・壁厚の精度向上
切除予定肺区域の表示と体積計測
【結果】超高分解能CTでは摘出肺で小葉細気管支(1mm径)および終末細気管支(細葉細気管支:0.5mm径)が明瞭に描出された。臨床例では従来型CTと比較して平均1.3次末梢まで描出された。結節まで連続して気管支を描出できる症例が25%から83%に増加した。
【まとめ】超高分解能CTは中枢気管支から小葉内細気管支まで連続して気道内腔を描画できる分解能を有する。小結節への関与気管支の有無の確認、および経気管支的誘導の確実性の向上に利用できる。
ご紹介・共同利用をお待ちしております。
Kirsten Boedeker, PhD, DABR Senior Manager, Quantitative Image Quality Toshiba Medical Systems Corporation
Aquilion Precision Ultra-High Resolution CT :Quantifying Diagnostic Image Quality
Toshiba Medical Systems Corporation 2017.
2018年7月7日土曜日
2018年7月3日火曜日
呼吸器内視鏡学会 2018
新宿 京王プラザホテル 2018年5月24日。
第41回 日本呼吸器内視鏡学会学術集会
会期:2018年5月24日(木曜日)~25日(金曜日)
会場:京王プラザホテル
日本医大 弦間学長が会長を務めて開催されました。会長講演では「坪井病院の思い出」が相当含まれていました。たいへん懐かしく拝聴しました。特別講演のポナンザ開発の山本氏のAIのお話は衝撃でした。
超高精細CTの気管支診断への有効性について発表してきました。抄録は以下の通り、
超高精細CTの気管支描出能の 基礎的検討
【背景】超高精細CTは検出器サイズを従来の1/4にすることで高空間分解能を実現したCTである。先行検討では従来と比較して3-4分岐末梢まで気管支を描出できたと報告されている。
【目的】撮影条件と気管支描出についての基礎的検討を行う。
【使用装置】超高精細CT:Aquilion Precision。従来型HRCT:Aquilion ONE、Aquilion PRIME。【撮影ファントム】人体型ファントム Lung man+自作ブタ伸展固定肺。【撮影方法】超高精細モード:SHR、scan方法:volume/helical/conventional、管電圧:140kV/120kV、FOV:160mm、撮影範囲:1mm/40mm、焦点サイズ:S2、matrix:2048/1024/512。
【検討方法】1)ブタ伸展固定肺による気管支描出能の確認と臨床撮影条件の決定。2)人体型ファントム内での気管支描出能の劣化の確認。3)臨床例の呈示。
【結果】小葉細気管支および終末細気管支(細葉細気管支)が明瞭に描出され、さらに末梢の気管支分岐も確認できた。これらの描出はconventional scan、0.25mm、2048matrixにおいて最も明瞭であった。臨床撮影においてはhelical scan、0.25mm、1024matrixが効率的である。
【まとめ】超高精細CTは臨床画像においても中枢気管支から小葉細気管支まで連続して気道内腔を描画できる分解能を有する。小結節への経気管支的誘導の確実性が高まることが期待される。

発表内容は圧倒的優位性が明らかであり、従来CTと比較して竜王のような存在です。
終了後、同ホテルで行われた呼吸器内視鏡推進連絡会議に出席しました。
第41回 日本呼吸器内視鏡学会学術集会
会期:2018年5月24日(木曜日)~25日(金曜日)
会場:京王プラザホテル
日本医大 弦間学長が会長を務めて開催されました。会長講演では「坪井病院の思い出」が相当含まれていました。たいへん懐かしく拝聴しました。特別講演のポナンザ開発の山本氏のAIのお話は衝撃でした。
超高精細CTの気管支診断への有効性について発表してきました。抄録は以下の通り、
超高精細CTの気管支描出能の 基礎的検討
【背景】超高精細CTは検出器サイズを従来の1/4にすることで高空間分解能を実現したCTである。先行検討では従来と比較して3-4分岐末梢まで気管支を描出できたと報告されている。
【目的】撮影条件と気管支描出についての基礎的検討を行う。
【使用装置】超高精細CT:Aquilion Precision。従来型HRCT:Aquilion ONE、Aquilion PRIME。【撮影ファントム】人体型ファントム Lung man+自作ブタ伸展固定肺。【撮影方法】超高精細モード:SHR、scan方法:volume/helical/conventional、管電圧:140kV/120kV、FOV:160mm、撮影範囲:1mm/40mm、焦点サイズ:S2、matrix:2048/1024/512。
【検討方法】1)ブタ伸展固定肺による気管支描出能の確認と臨床撮影条件の決定。2)人体型ファントム内での気管支描出能の劣化の確認。3)臨床例の呈示。
【結果】小葉細気管支および終末細気管支(細葉細気管支)が明瞭に描出され、さらに末梢の気管支分岐も確認できた。これらの描出はconventional scan、0.25mm、2048matrixにおいて最も明瞭であった。臨床撮影においてはhelical scan、0.25mm、1024matrixが効率的である。
【まとめ】超高精細CTは臨床画像においても中枢気管支から小葉細気管支まで連続して気道内腔を描画できる分解能を有する。小結節への経気管支的誘導の確実性が高まることが期待される。

発表内容は圧倒的優位性が明らかであり、従来CTと比較して竜王のような存在です。
終了後、同ホテルで行われた呼吸器内視鏡推進連絡会議に出席しました。
2018年7月2日月曜日
2018年7月1日日曜日
肺がん検診放射線技術向け説明会
2018年5月28日。本年度の肺癌検診読影会の技術的な補助をお願いしている放射線技師のための説明会を開催しました。今年はいくつかの変更点があり、業務上の注意点・優先課題について説明を行いました。
インファナル・アフェア
BSで連続放送をしていたので、3部作の一気見。今回、まとめて見ると、これは最初からラウの話のように感じます。無間道というタイトルは、仏教用語で、完全な悟りを開くに至る四つの道(準備段階に当たる加行けぎよう道、煩悩を断ち切る無間むげん道、真理を悟る解脱げだつ道、悟りを完成させる勝進道)の2番目の道にあたる。無間とは、無間地獄(絶え間のない地獄)。アイデンティティを失った男の行きつく先と、香港のアイデンティティ・仁義を失ったやくざ社会とが重なり合う。
他人のものを羨むラウは欲望・煩悩の権現である。善人になりたいと、裏切りを繰り返す。他人になりかわって這い上がる様は「太陽がいっぱい」のアランドロンを彷彿とさせる。
他人のものを羨むラウは欲望・煩悩の権現である。善人になりたいと、裏切りを繰り返す。他人になりかわって這い上がる様は「太陽がいっぱい」のアランドロンを彷彿とさせる。
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