『チェイサー』

『チェイサー』（原題：추격자）2008年の韓国映画。2009年キネマ旬報ベストテン　外国映画第4位。2008年大鐘賞（韓国のアカデミー賞）主要6部門の他、大韓民国映画大賞を受賞。第61回カンヌ国際映画祭の特別招待作品。 

2004年に韓国で起こった、ユ・ヨンチョルによる連続殺人事件をベースとしているとのこと。ユ・ヨンチョル事件とは、2003年から2004年までソウルで主に富裕層の高齢者や風俗嬢の合計20人が殺害された事件とのことです。 
美男美女が登場せず、鈍臭く、走り、怒鳴り、泣く。泥まみれ、血まみれの戦いは、かつて見たプロレスの場外乱闘のごとし。底知れぬパワーに圧倒される映画でした。
当時から、富裕層の家屋には地下室があり、また半地下という表現があったのですね。