2013年2月7日木曜日

第8回 栃木ラジオロジーセミナー

ホテル東日本宇都宮 2013年2月2日 16時から
第8回 栃木ラジオロジーセミナー にご招待いただき、講演させていただきました。
テクニカルセッションを仙台厚生の阿部美津也副技師長の「320列CTを用いた心臓検査の優位性」、クリニカルセッションを「 320列CTを用いた肺動態診断」として私が担当しました。
栃木県はたくさんの著名な放射線科医がおられ、多くの先生方とお話しさせていただくことができました。栃木県立がんセンター 関口隆三先生に貴重な機会をいただいたことを感謝いたします。

2013年2月6日水曜日

画像診断に関わる放射線被ばくについて勉強しよう!


画像診断に関わる放射線被ばくについて勉強しよう! というテーマで、 第5回 画像診断セミナーを開催いたしました。
2013年2月1日(金曜) 18:30から、福島テルサです。
 
ミニレクチャー(計30分)           座長 森谷浩史
CT受診患者の意識調査 大原綜合病院 画像診断センター  森谷浩史
CT検査の被ばく低減技術 大原綜合病院 画像診断センター 藤井 徳
震災後の小児科診療の混乱 大原綜合病院 小児科 石橋直尚 先生

特別講演                 座長 福島医大 宍戸文男 教授
小児の医療放射線被ばくの現状と考え方 
国立成育医療研究センター 放射線診療部 宮嵜 治 先生

臨床現場の先生方やコメディカルスタッフには、ちょっと敬遠したい内容かなとも心配していましたが、60名を超える参加者で、大盛況でした。
特に、宮嵜 先生の非常にわかりやすいご講演は、コメディカルスタッフにも大好評でした。
お話をお聞きしていて、私たち医療者が頭の中に入れておかなければならない基本知識であると改めて実感させられました。ご参加の先生方の理解も大いに深まったのではないかと思っております。

2013年1月15日火曜日

住宅除染も排水未処理 指針反し側溝へ 福島市

東京電力福島第一原発事故に伴う除染で、福島市が行っている住宅の屋根や駐車場の高圧洗浄で出た汚染水がそのまま側溝などに流されていたことがわかった。朝日新聞記者が現場で確認した。取材に対し、市や、契約している共同企業体の現場責任者も認めた。(2013年1月14日 朝日新聞)

 除染に対する疑問点は多い。 環境省はガイドラインで屋根などの除染について「できる限り排水の回収を行う」と規定しているとのことですが、まず「除染」という言葉通りに拡散した放射能を除けるのかという根本的疑問があります。もし除けるなら、作業終了時点で依頼側が詳細に線量を測定し、線量の低下の確認をする等の精度管理を行うべきでしょう。
 排水処理などの回収については、土などは居住場所から一定範囲離れたところに埋めるのでしょうが、水の回収は現実的に不可能ではないでしょうか? 土などでさえ、風雨にさらされれば、拡散していきます。
 事故原発からは高濃度汚染水を海に排水していますが「環境に影響はない」程度に拡散しているといいます。
 そもそも現在の福島市近郊の汚染ははるかに広範囲の、はるかに低濃度の汚染であり、拡散させない対策を取ることは現実に実施できるのでしょうか? むしろ拡散させる方法に準じるしかないのではないかと思います。
 濃度勾配があることが差別や風評を生んでいますので、自然界の自浄作用・拡散作用にブレーキをかける必要はないのではないかと思います。
 むしろ冷静に拡散の推移を広域的に測定し続けることが住民の不安解消・自己対応への情報提供になるのではないかと思います。

2013年1月14日月曜日

避難の学校戻らぬ児童 今春の入学予定、本来の17% 福島8町村

 東京電力福島第一原発の事故で役場ごと避難し、避難先で授業を再開した福島県双葉郡の7町村と飯舘村の小学校で、2013年度に入学を予定している新入 児童は、本来の数の約17%にとどまることが各自治体への取材で分かった。12年度より割合はやや上向いたが、子どもが戻らない厳しい状況が続いており、 自治体関係者は「地域社会の将来が心配」と危機感を募らせる。(朝日新聞 2013年1月14日)

 本来の5/6の児童が他地域で小学校生活を開始するということです。行政の努力で町自体のうつわを維持したとしても、その中に戻って生活する住民の数はどのようにシミュレートできるのでしょうか? 次の世代の「地元」意識はどうなるのでしょうか? 
 当該市町村の対応には限界があり、県や国が先々を想定した具体的シナリオを協議しなければならないのではないかと思います。

2012年11月29日木曜日

RSNA2012 受賞しました

LL-CHE2404
Dynamic Respiratory Motion Imaging of the Pulmonary Lobes Using 320-row ADCT
Dear Dr Moriya:
It is my great pleasure to congratulate you on receiving the Certificate of Merit award for your education exhibit at the 98th Scientific Assembly and Annual Meeting of the Radiological Society of North America, November 25-30, 2012, McCormick Place, Chicago, Illinois.
シカゴで行われている、北米放射線学会で賞をいただきました。 
当院で行っている 320列CTを用いて呼吸動態を解析したデータを発表しました。いままで、被曝が増えるという懸念が先行していましたが、各メーカのご努力のおかげで、非常に少ない線量での撮影が可能になっています。
今回、被曝に対して非常に過敏なRSNAで受賞できたことは、この呼吸動態撮影の臨床的価値が認知されたことと、現在の技術的進化(AIDR3Dとnon-rigid voxel tracking:PhyzioDynamics)が正当に評価されたことによると思います。 
日々撮影を担当してくれている放射線技師・担当看護師などコメディカルスタッフの方々、常に技術的進化を臨床現場に反映させてくれている東芝・アミン・ザイオの方々、そして、このような自由な臨床研究を許してくれている病院幹部の方々に改めて感謝いたします。

放射線教育 県教委 総合教育計画に指標

福島県教委は平成25年度、公立小中学校全校で放射線教育を実施する。現在、見直しを進めている県総合教育計画に指標として盛り込む。27日の県教委定例会で示した。
東京電力福島第一原発事故を受け、子どもたちが放射線に関する正しい知識を身に付けることが必要不可欠と判断。これまでも各学校に放射線教育の実施を促し てきたが、全校での実施を目指し、具体的な数値目標を掲げた。26年度以降も全校での実施を継続する。防災への意識を高める防災教育も全校で行う。
新たな教育計画は平成25年度から32年度までの8年間。主な新規指標は【表】の通り。いじめの解消率は25年度で100%、被災した文化財修復は32年度までの完了を目指す。
 福島民報 ) 

記事の「表」によれば放射線教育・防災教育とも、24年度の実施については調査中とし、25年度は100%を目指すとのことです。
必要であれば、今年度中に全校で実施してしまえばよいことだと思いますが、この記事を見て当事者感覚が全く感じられないのは私だけでしょうか?
むしろ、放射線教育については、まず内容の吟味と標準化が必要でしょう。

2012年11月27日火曜日

乱読

4分5秒で話は決まる 山川碧子 朝日新書。
見通す力 池上 彰 NHK出版生活人新書。情報収集、定点観察、定本。集約。命名。熟成。仮説。検証。
紙とネットのハイブリッド仕事術。ビジネススキル向上委員会 ソフトバンク新書。
仕事するのにオフィスはいらない 佐々木俊尚 光文社新書。道具と環境。やる気の管理。
英語で一日一言 井上一馬 PHP新書。
知性の磨きかた 林 望 PHP新書。学問・読書・遊び。
ヒューマン2.0 渡辺千賀 朝日新書。シリコンバレーの働き方。最先端の仕事。努力を続ける。地域への忠誠心。無駄なパワーをセーブする。
人生お楽しみはこれからだ 西木正明 ベスト新書。
サラリーマンのための「会社の外」で稼ぐ術 柴田英寿 朝日新書。