2011年6月4日土曜日

年間積算線量推計値 新たに4地点20ミリシーベルト超 

文部科学省が3日、発表した東京電力福島第一原発事故による県内の放射線量定点調査で、伊達市霊山町2地点と南相馬市、飯舘村のそれぞれ1地点で、年間積算 線量推計値が計画的避難区域となる基準の20ミリシーベルトを新たに上回った。
伊達市は同区域に指定されておらず、市は自主的な一時避難を希望する住民へ の支援を検討する方針。南相馬市の1地点も区域外の山間部となっている。
今回発表された年間積算線量推計値では、伊達市霊山町上小国の2地点のうち1地点が20・8ミリシーベルト(前回16・2ミリシーベルト)、同市霊山町 石田が20・1ミリシーベルト(同14・1ミリシーベルト)、南相馬市原町区大原は23・8ミリシーベルト(同19・6ミリシーベルト)、飯舘村大倉は20・2ミリシーベルト(同17・3ミリシーベルト)。 (福島民報 2011/06/04 09:28)

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