2011年7月11日月曜日

今そこにあるホットスポット


東京電力原子力発電所事故から4か月経過しました。隠蔽されていた「不都合な事実」を、ぽろりぽろりと小出しに公表していた頃と比べると、随分落ち着いてきたようにも思いますが、ただマスコミが騒がなくなってきたため公表しなくなってきているだけかもしれません。
少なくとも、運転責任者である東電と国からの情報に頼らざるを得ない状況では、言われるがまま・されるがまま、です。
ところで、福島市内でもマスクをしている住民を見かけなくなりました。多くの県民が放射線管理区域相当の放射線に汚染させられてしまったという異常な状態が、いつのまにか日常になっていくのでしょう。
久しぶりに宮下町民家の放射線値を測定しました。
庭(土:表土除去後 1m) 0.5μSv/h、庭の植え込み(南 10cm) 1.5μSv/h、(東 10cm) 3.0μsv/h、(東プランタ 10cm) 1.5μSv/h。
玄関マット 10cm 0.7μSv/h。
室内 風呂 0.1μSv/h、居間 0.0-0.2μSv/h、窓際 0.2-0.3μSv/h、二階 0.0-0.1μSv/h、二階窓際 0.2-0.3μSv/h、窓を開放しても変わらず。
東側道路(いずれも10cm) 排水口 7.5μSv/h、路肩の側溝 7.6-10.0μSv/h、側溝南端の汚泥貯留部分 27.0μSv/h。
以上、屋内の放射線値は仙台や山形の実測値と変わらないレベルです。しかし、側溝汚泥の20μSv/hを超える数値には驚きました。屋外では細かく測定していくと、極めて異常な高濃度汚染が存在しています。

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