働き方改革とは言うけれど・・・自宅でやります！

ノートPCと通信環境の進歩によって、いつでもどこでも仕事ができるようになりました。薬品メーカの担当者の方々のお話を聞くと、業務は会社のPCを使い、ログが記録・管理されているとのこと。自宅でやっても時間外業務として記録されます。
以前から学会や講演会で話をする機会が多く、その準備が必要でした。現在の病院の業務内容では、ほぼ9時から5時までの日勤時間帯だけでは、外来・健診・通常業務が終わることはありません。特に放射線科の仕事は検査が切れ目なく行われていますので、隙間の時間も発生しません。その他の管理関係の業務や遠隔関係の業務を時間外に行い、依頼原稿などの執筆や学会・研究会の準備は自宅で行っています。
PCを病院に置いておいたのでは、とても開いている暇がありません。そういう意味で、常に持ち運べるノートPCは素晴らしい道具です。今回の働き方改革では、自己研鑽に関係する業務は業務にカウントしないとされていますので、自分のための勉強や研究は業務ではありません。病院勤務医にとっては、原稿執筆や学会・研究会の準備は当然ながら自己研鑽の範疇でしょう。
自宅の書棚や机からは書籍や資料が溢れていますが、このような時間的・空間的なわがままも自宅ならではでしょう。