2024年4月2日火曜日

ゴジラ−1.0

AlwaysのノスタルジックなCGがゴジラ映画にマッチするか? 着ぐるみ怪獣のアナログ感とスムーズにつながり、着ぐるみのノスタルジーが消滅するかしないかのギリギリの画像です。実写との合成場面は、どうやって撮ったのだろうか?と映像の魔術にだまされるプリミティブな不思議体験・ワクワク感が満載です。きっと、制作者たちは、こういう画像を撮りたかったのでしょう、そして、こういう画像が世界で評価されたのでしょう。
日本にとっては、このゴジラは英霊でしょう。なぜ、日本に向かったのか? 1947年昭和22年)、戦後の復興期の日本に帰ってきて何かを言いたかったのでしょう。上陸の目的地は皇居か市ヶ谷だったのでしょうか? 1946年5月3日から1948年11月12日にかけて極東国際軍事裁判、いわゆる東京裁判が行われていました。ポツダム宣言第10項を法的根拠とし、連合国が占領下の日本で日本の指導者を裁いていました。
英霊を弔った戦士たちは誰に敬礼したのか? 仲間を迎えたのか、ゴジラを送ったのか。ストーリーはスピルバーグのジョーズの焼き直しです。十八試局地戦闘機震電などのこだわりもいいですね。

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