不適切にもほどがある(笑)。
でも、4月のタイミングはちょうど働き方改革スタートのタイミング、 この時期にプロジェクトエックスと言うのは、 誠に不適切にもほどがある。 NHKの問題提起意識のセンスに共感します。
おそらく、このような仕事に対する個人個人の思い入れとこだわり、 自分の時間やお金、時間を体力をすり減らして、 ものづくりに盲信するような頑張りと言うのは、 今回の法律だと違法にされてしまいます。登場する当事者たちの生き生きとした表情と誇り。これらがコンプライアンス違反・違法だとすると、いったい、この国のものづくりはどうなっているのでしょう。
そもそも、このような問題は、 本来、労働組合が担っていた内容だと思います。近年の労働組合の弱体化により、 国が法律で定めることになってしまったのでしょうか?
山崎豊子の沈める太陽の最初のエピソードは労働組合のス トライキです。 これを弱体化させたために起きてくる様々なリスク。日本を失速させるために押し付けれれている大国のルールを、馬鹿正直に下に押し付けているだけではないのか? 労働時間を減らした分、どこで誰が埋め合わせをするのか? そのツケはどこへ回っていくのか? 国全体が負のスパイラルに落ち込んでいないかと感じています。
あの頃は良かったなあと、プロジェクトエックスを見る世代も多いでしょう。でも、これからの世代はこの番組をどう見るのでしょうか? 地上の星は、本当に過労死と表裏なのでしょうか?
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