かつて東宝で映画化された狼の紋章を久しぶりに見ました。
日本狼の絶滅と先住民族、日の丸と日本刀、学生服から軍服、途中に学生運動などが入って、作り手の当時の思いが詰め込まれすぎて、いささか消化不良気味です。
日本狼の絶滅と先住民族、日の丸と日本刀、学生服から軍服、途中に学生運動などが入って、作り手の当時の思いが詰め込まれすぎて、いささか消化不良気味です。
やっぱりオリジナルの早川文庫版の印象が強烈です。当時の文庫本の値段が200円でした。シンプルな文章でストレートです。表紙イラストと挿絵のハードボイルド感が良かったし、ぼくらマガジン版もよかったです。映画はせっかくの役者の良さを使い切れていないような、不完全燃焼しているような物足りなさを感じますが、それでも、日本沈没やエスパイなどの、あの当時の東宝SFものの雰囲気があって、いいと思います。
ぼくらマガジン版から想像していた犬神明のイメージはバンパイアの水谷豊かなあ・・・。
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