2011年4月30日土曜日

福島市役所の対応


震災以来福島市長をメディアで拝見することがなく、県内の他地域と比べると市行政全体に積極性がないなあと感じていた方も多かったのではないかと思います。しかし、今週のリビング福島のインタビュー記事に登場されていて安心しました。
実は、乳児への飲料水について、5月号の市政だよりでは「放射能汚染が基準値以上の場合は飲まないでください。ただし、他に飲むものがない場合は安全です。」旨の記載があり、こんな市民を混乱させる文章をよくぞ書いたものだと思っていました。しかし、リビング福島のインタビューで市長は「市で乳幼児への安全な飲料水の備蓄が準備できている」旨のお話をされており、ホッとしました。願わくば、ヨードの準備や飲料水の準備について、市の担当者はきちんと市民に周知していただきたいと思います。周知していなければ折角の市長の気持ちも「死蔵」となってしまいます。
そういえば、さきほど犬の散歩で新浜公園に行った際に、管理しているおじさんから話をお聴きしました。利用者は利用時間が1時間の制限がありますが、おじさんたちには何も指示がないので午前中いっぱい軍手で芝生の草むしりをしていたとのことでした。芝生は放射能が多いから気を付けてくださいと話しをさせてもらいましたが、市職員や委託職員には制限を設けていないのでしょうか? どうも本質を理解せずに担当窓口が看板を立てるだけで済ましているように思えます。

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