バショウ(芭蕉・学名:Musa basjoo)はバショウ科の多年草。英名をジャパニーズ・バナナと言う。高さは2~3mで更に1~1.5m・幅50cm程の大きな葉をつける。花や果実はバナナとよく似ている。熱帯を中心に分布しているが耐寒性に富み、関東地方以南では露地植えも可能である。
琉球諸島では、昔から芭蕉の繊維で芭蕉布を織り、衣料などに利用していた。沖縄県北部の大宜味村喜如嘉(おおぎみそんきじょか)では現在でも糸芭蕉から芭蕉布(ばしょうふ)を作っている。小刀を持ち、繊維を裂いて機結び(はたむすび)をして芭蕉布を織るための糸を作る。そのため布地のところどころに結び目ができる。
NHK日曜美術館2020年3月1日。
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