2021年2月3日水曜日

Apple Watchを利用した臨床研究

Apple Watchはたいへん便利な腕時計です。いわゆる、スマートウォッチと呼ばれる、スマートフォンと連動した機能を有しています。スマホの着信をApple Watchのバイブで知らせることができますので、非常に優秀なマナーモードと言えます。およそ2年使っていますが、メール着信がわかるのがとにかく便利です。最近はSpO2が計測できるものも登場しています。今後の開発には血糖値測定なども予定されているようです。健康管理機能はキャリブレーションされた医療側の業務用デバイスより、すでにインフラが整った汎用デバイスの側から普及していくものと思います。まさに隔世の思いです。

1月27日にAppleが公開した最新版のiOSとwatchOSでは、日本でもApple Watch Series 4、5、6のいずれかを所持していれば「心電図」がとれるようになりました。日本でもどこかで広域の臨床研究を行うだろうと思っていましたら、さっそく慶應義塾大学病院の陣崎教授ところで、Apple Watchを利用した臨床研究「Apple Watch Heart Study」を開始したというニュースが伝わってきました。研究方法の仕組みに興味がありますので、ぜひ参加してみたいと思います。

0 件のコメント:

コメントを投稿