2021年2月3日水曜日

「温故知新」追記  goo辞書より

「故ふるきを温たずねて新あたらしきを知る」または「故ふるきを温あたためて新あたらしきを知る」と訓読する。出典『論語ろんご』為政いせい

 「温故知新」前に学んだことや昔の事柄をもう一度調べたり考えたりして、新たな道理や知識を見い出し自分のものとすること。古いものをたずね求めて新しい事柄を知る意から。

「温」はたずね求める意。一説に、冷たいものをあたため直し味わう意とも。1 あたたかい。2 あたたかさの度合い。温度。3 顔色や心がおだやかである。4 大切にする。5 おさらいをする。

「故」1 目的・目標を表す。ため。2 原因・理由を表す。ため。ゆえ。3 複合語の形で用いる。㋐血縁関係にあること。㋑そのものに本来備わっている性格・性質。本性。4 氏名・官職名などに付いて、その人がすでに死亡したことを表す。5 官位や地位を表す語に付いて、それがもとのものであることを表す。

つまり、この故事のニュアンスは「成り立ちや理由を大切にする」ということである。医学系で利用されている拠り所は、マニュアルやガイドラインですが、その成り立ちやエビデンスを知っておくことが重要です。個々の症例報告にも作為のない証拠が記載されていることがあり、症例報告や事例にあたることも有用だと思っています。

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