2021年2月6日土曜日

ウエスタンデジタル大容量デスクトップRAIDストレージ 20TB

一般に病院内の臨床画像データの保管はPACSというデータ保管装置で行っていますが、診断用画像のほかに計算用・立体画像などの作成用に詳細な画像データが発生します。これらは通常の診断画像の10倍から80倍のデータ量になります。通常の運用では装置内で上書きされ、消去されていきますが、当院では多くの多施設共同臨床研究に携わっているため、ほとんどのデータを保存しています。
市販の外部の保存用ハードディスクに書き出していますが、新病院に移転し超高精細CTが導入されてから、極端にデータ量が増えました。移転当時、外付けハードディスクとして、バッファロー BUFFALO HD-QL12TU3/R5J [USB3.0接続 外付けハードディスク RAID5機能搭載 4ドライブモデル ドライブステーション 12T]を使っていました。12TBで10万円弱ほどでした。年間10台ほど必要になります。およそ3年間、使っていましたが、今回、製造終了および販売終了となり、代替えのものを探していて、ウエスタンデジタル Western Digital WDBFBE0200JBK-JESN [大容量デスクトップRAIDストレージ 20TB]というものを見つけました。ウエスタンデジタルという会社は、Western Digital、G-TechnologyTM、SanDisk®、WD®の各ブランドで構成されているとのことです。SanDiskのメモリーカードには随分お世話になりました。
今回、驚いたのは、この20TBのハードディスクの価格です。20TBで7万円ほどでした。以前の8000円/Tから3500円/Tへほぼ半額になっています。思えば、CDROMチェンジャーなんて装置があった時代も経験しています。CDが250枚入ったデータ保存装置です。1枚700MBとして、175GB。当時、数百万円の値段だったと思います。3000万円/Tですよ。5G時代はデータ量の金額を躊躇する時代ではなさそうですね。

0 件のコメント:

コメントを投稿